翻訳と辞書
Words near each other
・ アブロ リンカーン
・ アブロ ヴァルカン
・ アブロ748
・ アブロサウルス
・ アブロン・リンコン・マルチンス
・ アブロン語
・ アブロ・アロー
・ アブロ・カナダ
・ アブロ・カナダ C-102 ジェットライナー
・ アブロ・カナダ CF-100
アブロ・カナダ CF-105
・ アブロ・カナダ オレンダ
・ アブロ・カナダ チヌーク
・ アブロ・カナダ・オレンダ
・ アブロ・バルカン
・ アブロ・ヨーク
・ アブロ・ランカスター
・ アブロ・ランカストリアン
・ アブワット
・ アブンダンティア


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アブロ・カナダ CF-105 : ウィキペディア日本語版
アブロ・カナダ CF-105

アブロ・カナダ CF-105 アロー () は、1950年代アブロ・カナダ社オンタリオ州のマルトン(現:ミシサガ市)でカナダ空軍向けに開発を行っていた全天候要撃機(迎撃戦闘機)。アローが愛称。試作のみで採用はされなかった。'') は、1950年代アブロ・カナダ社オンタリオ州のマルトン(現:ミシサガ市)でカナダ空軍向けに開発を行っていた全天候要撃機(迎撃戦闘機)。アローが愛称。試作のみで採用はされなかった。
== 概要 ==
冷戦期において、ソ連の超音速爆撃機を迎撃するために、従来のアブロ・カナダ CF-100 カナックの後継機として開発が行われた。エンジンの開発し直しや電子機器の開発遅延によって計画は大幅に遅れ、1958年3月に初飛行した。F-99 ボマークなどの地対空ミサイルの発達により、迎撃戦闘機の必要性を疑問視する声が生じ、本家アブロのあるイギリスでもその必要性が問われていた。開発費の高騰もあって(1機あたりの価格は当時の日本円に換算して34億円以上だった)、政権交代により1959年2月に計画は中止され、5機の試作機は廃棄された。
大型のデルタ翼の戦闘機で、開発当時は世界最強の戦闘機とも評された。当時最新鋭機であったアメリカのF-106 デルタダートをしのぐマッハ2.3以上の速度が大きな注目を集めていた。J75エンジンは当時の西側の航空機用ジェットエンジンとしては最大級の出力を誇り、戦闘機でそれを2発装備した例は開発国のアメリカですら無かった。合計出力は後のF-15戦闘機すらしのぐものであり、機体全長は24m、重量は31tを超える大型機であった。
本命の国産のオレンダ PS.13 イロクォイエンジンの推力はJ-75の8割増しであったが、実際に装備されることはなかった。
ただ、最初の段階では降着装置に問題が生じている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アブロ・カナダ CF-105」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.